ご無沙汰しております。
今回はいつもと少し流れを変えて、木材について少しお話ししたいと思います。
テーマは「ウリン」☆
という訳で、今回はウリンの基本情報を少しお話しします。
「ウリン」はインドネシア・マレーシアから輸入されているクスノキ科の樹木で、マレーシアからの輸入品は「ビリアン」という名称が使われています。
「ウリン」の特徴としては
- 重くて堅い
- 樹液にタンニン(ポリフェノール)を多く含む
- 反り・捻りが少ない
- 使用実績多数
堅く虫害がなく、タンニンが腐朽菌の繁殖を抑え、その結果で腐食しづらく非常に耐久性の高い木材になっており、デッキ材などにも多く使われています。
また、通常の木材であれば経年による反りや捻じれは避けては通れませんが、「ウリン」は形状安定性に優れているため、反りや捻じれが極めて少ない木材になります。
まさに、柱に差し込むだけのスーパーフェンスにはうってつけの木材となっています。
メリットだけではあれなのでデメリットも紹介いたします。。。
唯一の欠点として、タンニンの成分が水に溶けやすい為、雨が降るとウリンから成分が染み出し、コンクリート等を赤く染めてしまいます。
しかし、半年程度で染み出しも収まり、もちろん人体にも害はありません。また、赤くシミになった所も塩素系線材で簡単に落とすことが可能です。
ウリン知らなかった方も、デッキ等で使用したことのある方も是非一度ウリン材を使用したスーパーフェンスを検討して見ませんでしょうか☆