営業の大隣です。
今回は実はスーパーフェンスの初の施工事例になった物件をご紹介します。
スーパーフェンスは、地場木材を使用するということ以外にもう1つもともとコンセプトを持って作られた商品なのです。
ブロック代替工法。
今でこそ少なくなりましたが、昔は家の周りを「目隠し」として2m近くの高さでぐるりとブロック塀で囲んでいる家、多くなかったですか??
このブロック塀。
昔は施工方法が決して確立していたとは言えず、またコンクリートや鉄筋の耐久年数も過ぎてしまい、ひび割れ等も起こしていたりと、少し大きな地震がくれば倒壊の危険性もあるのです。
そんな代表的な状況だったT様(実はスーパーフェンスの開発にも携われたすごい方なのです。。。)のご自宅。
リフォーム、しました。
施工前
あ~、あるある!!こういうお宅。
そうです。実は都心の物件であればあるほど昔建てられた家の場合こうしてブロック塀が高く積まれている場合が多いのです。
施工後
あれ???ブロックの上に施工している。。。
これ、実はブロックでも普通のブロックではなく「型枠ブロック」をしようしているのです。
型枠ブロックは、ブロックの中にコンクリートを充填して、普通のブロックよりも高い強度を出すことが出来るブロック。
ようはコンクリート擁壁とおなじですね。
こういうブロック塀で囲われているお宅の場合、敷地内と道路では高低差がある場合が多いので、その土を留める「土留」が必要です。
一般に高さがそこまで高くない場合は普通のブロックで施工される場合も多く、特にこれといった規定があるわけではありません。
ただ、80cm~1mといった高さを超えてくるとちょっと普通のブロックだとこわいところがあります。
またスーパーフェンスの柱はそもそも普通のブロックの穴には入りません。。。
そこで型枠ブロックの登場。
2重の安心安全強度の塀周りとなりました。