御無沙汰しております。
2018年もまったりと更新して参りますのでよろしくお願い致します。
今回は「樹脂木」についてお話ししてみようと思います。
簡単に説明するとプラスチック系樹脂と木粉を混ぜ合わせて作られた人工木材になります。
近年、デッキ材・フェンス材・ルーバー等様々な外構製品に樹脂木などの人工木材が使用されております。
その特徴としては
・天然木よりも腐りにくい耐久性
・カラーバリエーション等のデザインが豊富
・反りやひねり等が少なく品質が安定している
・経年ごとに防腐塗料等を塗る必要が無い
このようなことが挙げられます。
これだけを見ると、
樹脂木 > 天然木ってこと?かと思われますが、樹脂木にもデメリットは存在します。
懸念事項としては
・プラスチックが配合されている為、熱を吸収しやい。(デッキ材に使用された場合、夏場は素足で乗れない程)
・伸び縮みが発生するため、それを考慮した設計が必要
この様なことが考えられます。
また、メーカー(製作工程等)によって品質のばらつきが大きい商品だと思われます。
もちろん安価=粗悪品という事ではありませんが、極端に安価なもの等には注意が必要かと思われます。
樹脂木と天然木のどちらが良いかとなると、使用箇所等によって向き不向きはでるものの、最終的には好みで選ばれることが多いのではないかと思われます。